とびひ 治療薬に関する情報の提供
とびひ 治療薬はフシジン酸Na(FA)、ナジフロキサシン(NDFX)は現状では効果的で、単独処方でも十分な効果を示しますが、私の場合、耐性菌を作らない目的で難治性や重症例以外はNDFXやFAを全例に処方することは控え、おもに外来での処置で使用し、処方は塩酸オキシテトラサイクリン(OTC)にゲンタマイシン(GM)軟膏か(BV/GM)合剤軟膏を混ぜて使います。比率はOTC:(BV/)GM=1〜2:1程度です。バシトラシン(BC)/硫酸フラジオマイシン(FRM)合剤も混ぜることもあります。近年GM耐性黄ブ菌はかなりみられていますが、やはり感受性菌もまだあり、最近(2008)の日本感染症学会の報告でも約半数には有効でした。(注;この様なデータは医療施設や地域によって大きく異なり、なかには感受性菌が10%を下回る報告もあります)難治性ではNDFX単独やFA軟膏+ [GM軟膏 or BV/GM合剤] さらにオプションとして消毒用イソジン液を処方しますが、余った軟膏をとびひの予防などのつもりでむやみにだらだらと使わないように説明します。(軟膏が余ったら回収して処分するのもいいかなと思いますが、外来で再利用などとはゆめゆめ考えないようにしましょう。
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とびひは夏に多く、主に黄色ブドウ球菌(黄ブ菌;S.aureus)による皮膚感染症です。とびひの発症メカニズムは、虫さされやあせもなどが原因となって黄ブ菌のexfoliative toxin (ET) 産生株が感染して増殖に伴って表皮下層を破壊する毒素(ET)を出します。この毒素は容易に拡散するようで子供の若い未熟な皮膚ほど広がりやすいようです。しばしば難治性である事から小児科、皮膚科、形成外科などの先生方から様々な意見があるようです。繰り返しますが、これはやけどでもケガでも褥瘡でもなく、れっきとした感染症です。まず感染ありきで毒素を産生し、結果として水疱を形成していることを前提に話を進める必要があります。とびひの原因である黄ブ菌は、10年以上前に調査した段階でMRSAが30%ほどあり、現在でも同程度のようです。同じく10年ほど前でしょうか、大学の小児科で感染症外来を担当していた頃、開業医の先生から、難治性のとびひで一ヶ月たっても治らないと紹介されてきました。経過中、培養で起炎菌がMRSAと判明したので、抗生物質を感受性のあったMINOに変更したが効果なしというものでした。実はこの患児は抗生物質も服用せずに3日で治りました。
化膿性皮膚疾患、とびひ、にきびの治療薬:ポリ42g
「ポリ 42g」は、化膿菌(ブドウ球菌、大腸菌など)に優れた抗菌力のある、スルファジアジンを配合。酸化亜鉛20%配合の水溶性基剤で、患部を乾かして治りを早めます。化膿してジュクジュクしている傷やおでき、とびひのお手当てなどに最適です。効能 :化膿性皮膚疾患、とびひ、にきび。 化膿性皮膚疾患、とびひ、にきびの治療薬・ポリベース 15g 「ポリベース 15g」は、化膿菌(ブドウ球菌、大腸菌など)に優れた抗菌力のある、スルファジアジンを配合。ベトつかず塗り心地がよい、浸透力の高いクリーム基剤です。すり傷やきり傷の化膿や、にきびのお手当てなどに最適です。効能:化膿性皮膚疾患、とびひ、にきび。ポリベースは薬剤の浸透力の強い乳剤性基剤ですので、ただれていたり、じゅくじゅくのひどい患部に使用するとかえって悪化することがあります。この場合には患部をかわかして治りを早める水溶性基剤の軟膏(商品名:ポリ)をご使用ください。
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